2004年 09月 24日
お誕生祝い(celebration of a birth) |
昨日は、シャオパンツが会社から帰ってくるやいなや、大きな化粧箱に入ったお土産をくれました。てっきり、シャオパンツの会社では、やれ誕生日だの、やれ端午節だのとご祝儀が出るので、今回も来週に迫った中秋節のご祝儀かなぁと思いきや、ブーッ、はずれ。
なんと、同僚で赤ちゃんが生まれた人がみんなに振舞ったプレゼントなんだそうです。あける前から、そのサイズが、いかにも台湾らしく大きいので驚いていたのですが、中にはロールケーキが5本も(!)入ってるのでした。そういえば、確かに箱には赤ちゃんの写真がついてるわ。
私:「これってすごく多くない?台湾では、子供がうまれるとご祝儀をもらうんじゃなくて、配る習慣なの?」
シャオパンツ:「大きさとか量とかは人によるけれど、このお祝いは女の子が生まれた証拠。女の子だとクッキーとかケーキで、男の子だと、もち米をつかった粽みたいなものが配られるんだ。でも、この人はすごく懐が深くて、子供が生まれたことを今日までみんなに言わないでいて、突然、プレゼントを配ったんだ。
普通は子供が生まれると、同僚がお祝いのパーティーを開いて、紅包(ホンバオ=ご祝儀)をあげるんだけど、最近は、子供が生まれるたびに、みんなにそういう気を使わせるのが心苦しいってことで、こうやって言わないでおいてプレゼントを配っちゃう人も多いんだ。」
へー、ちなみに、何人くらいに配られたの?と聞いてみると40人くらいかなって、結構おおいなぁ、、、それ。日本だったら、会社だったら、同じ部署内くらいでお祝いをさしあげたり、いただいたらお返しするくらいだけれど、台湾でも少子化の進む今だからこそ、できる習慣のような・・・?いずれにしても、私の中では、台湾では、お祝い事が盛大!というイメージが定着しそうです。
by chamettino
| 2004-09-24 10:42